日東薬品工業ホールディングスグループ(京都府向日市)は、同志社大学の学研都市キャンパス(京都府木津川市、約5ヘクタール)を取得し、バイオ工場などをつくると発表した。既存の建物を改修し、来秋の稼働をめざす。食後血糖値の上昇を抑制する機能性脂肪酸「HYA(エイチワイエー)」を生産する予定で、米国展開を視野に量産体制を整える。

同志社大の学研都市キャンパスを取得
北尾浩平社長と小原克博学長らが12月17日、京都府庁で記者会見して発表した。同社によると、HYAは植物油のリノール酸を腸内細菌が代謝してできる脂肪酸の一つ。脂肪酸としては魚の油に由来するDHA(ドコサヘキサヘン酸)が知られているが、HYAは海洋資源に依存せず陸上で生産できる。同社のグループ会社Noster(ノステル)と京都大学が世界で初めて代謝経路を発見して生産技術を確立した。この技術を保有する他の企業はまだないという。
日東薬品はビタミンB群を主成分とする「チョコラBB」や「ザ・ガードコーワ整腸錠」の製造元。ロッテとも「乳酸菌ショコラ」を共同開発している。
北尾社長は「京都から世界へ…







